敏感肌、アトピー肌のメイク落とし(クレンジング)

クレンジング(メイク落とし)で大切なことは、「刺激を与えない!」ということ。

シャレコが長年スキンケアカウンセリングをして学んだことなのですが、「肌の乾燥が酷い!」とご相談にいらっしゃる方々は、クレンジング剤を必死でくるくるとなじませる傾向がありました。

そして、その方たちの指の動きは「肌をくまなく撫で回し、とてもスムーズでなんども摩る刺激を与えている」状況でした。

肌を撫で回すことで、「過渡な刺激が加わり」皮膚のバリアゾーンに少しずつダメージを与えていきます。

その結果

①赤ら顔になったり
②ちょっとした刺激で肌がボロボロになったり
③常にカサカサ、皮ムケ

などに悩まされてしまうのです。

そうならないためにもクレンジングの際は「クルクルなじませるのではなく、ペタペタと置いて離して置いて離してと浮き上がらせること」が重要なのです。

もっとやってはいけないのが、コットンでオフするクレンジング方法です!

コットンは化繊タイプが多く、摩擦により皮膚表面にダメージを与えやすくなります。

また、摩擦によるシミの発生にもつながると考えられています。

シートタイプの拭き取りタイプのメイク落としもしないでください。

シートタイプのものは、一枚ずつシートを取り出す際に空気中の雑菌などが入りやすいのと、入っても繁殖しないために殺菌剤が強いものであったり、量が多く入っています。

また、カビたりしてもいけないため防カビ剤の量も多く入ります。敏感肌、アトピー肌の場合には、こういった添加物が肌に刺激となり、回復を遅らせてしまうことがあるのです。

だからクレンジング剤は「クリームタイプ」がおすすめです。

クリームタイプのクレンジング剤は、ちょっと面倒なようですが、肌に置いてからの時間経過とともに自然乳化するようになじむ特性があるので、敏感肌やアトピー肌はもともと皮膚が弱いですから、皮膚表面でクルクル動かしたり、撫で回わさなくても済むクリームタイプのクレンジングいいのです。

敏感肌、アトピー肌のクレンジング(メイク落とし)は、クリームクレンジングを使って、ペタペタとそっとなじませたら自然乳化を待ち、洗いながすことで負担を軽くするのがコツです。

ぜひ意識してみてください。